10月23日、Born Digitalさん主催のクリエイティブカンファレンスに参加しました。
内容は、現在のCG業界を引っ張る各社による技術プレゼンです。
==まずは、トランジスタスタジオさんの森江さんのセッションについて====
今回は、CGWORLDで連載中のアニメーションスタイルから、カートゥーンアニメーション
についてお話してくれました。
森江さんが考えるカートゥーンらしさ↓↓
誇張した動き・気持ちの良いタイミング/テンポ・かわいらしさ
よりカートゥーンを知るために、ミッキーを見まくった結果↓↓(コマ送りで1フレずつ)
非現実的な動きが要所要所に入っている。(ジャンプの高さなど)
「ためて動かす」をリズムよく、一連の動作に組み込む→そのリズムを繰り返している。
カートゥーンアニメーションの第一弾を作るにあたって、ピノキオの歩きかたを見まくったらしい。
(もちろん、1コマずつ・・・)
で、そのカートゥーンが本場のアメリカ?のスタジオの方に拝見されたらしく、その方のテンション
があがって、 手直しというか、ここはこうしたほうが良い!!という指摘が1コマずつ送られて
きたらしい(笑
さすが本場です。(とある有名プロダクションのシニアアニメーター?らしいです。
例:最初のランニングの腕の振りは、もっと横から観て振っていることが分かるようにしたほうが良い。
(カメラが前からの場合は問題ない。) お尻のツイスト→足の動きに引っ張られるように。
40フレームと41フレーム、手の全体をつくのは、41フレームで。40フレームではまだ、手の
半分がついた状態。 そのときの足は、もっと背中側に曲げたほうが良いetc...
次は制作について。(時間が無かったのであまり多くは語れなかった。)
森江さんは原画・動画の考えを強く意識して、広めていこうと思っている。
リグはMayaのフルボディIK FBIK
全身にキーを打つことが出来、森江さんのアニメーションのキーフレームは全部全身にキーを
打ってある(原画・動画)
そして、手や頭などの変形のモーションはブレンドシェイプを利用しているようです。
今後、世界に負けない、日本独自のアニメーションをつくる!!!日本のアニメは世界一!!!
とのことでしたー。
最後に、その森江さんが連載しているアニメーションスタイルについてのblog
http://blog.livedoor.jp/kohta0130/
あと、コマ打ちについてまとめられているページを見つけたのでそれも(3コマ打ち)
http://t0mo.org/iblog/C678236308/E1322418773/
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