2011年10月24日月曜日

クリエイティブカンファレンス

 1023日、Born Digitalさん主催のクリエイティブカンファレンスに参加しました。
 内容は、現在のCG業界を引っ張る各社による技術プレゼンです。

 ==まずは、トランジスタスタジオさんの森江さんのセッションについて====
 
 今回は、CGWORLDで連載中のアニメーションスタイルから、カートゥーンアニメーション
 についてお話してくれました。
 森江さんが考えるカートゥーンらしさ↓↓
 誇張した動き・気持ちの良いタイミング/テンポ・かわいらしさ
  
 よりカートゥーンを知るために、ミッキーを見まくった結果↓↓(コマ送りで1フレずつ)
 非現実的な動きが要所要所に入っている。(ジャンプの高さなど)
 「ためて動かす」をリズムよく、一連の動作に組み込む→そのリズムを繰り返している。
 
 カートゥーンアニメーションの第一弾を作るにあたって、ピノキオの歩きかたを見まくったらしい。
 (もちろん、1コマずつ・・・)

 で、そのカートゥーンが本場のアメリカ?のスタジオの方に拝見されたらしく、その方のテンション
 があがって、 手直しというか、ここはこうしたほうが良い!!という指摘が1コマずつ送られて
 きたらしい(笑 
 さすが本場です。(とある有名プロダクションのシニアアニメーター?らしいです。
 
 例:最初のランニングの腕の振りは、もっと横から観て振っていることが分かるようにしたほうが良い。
   (カメラが前からの場合は問題ない。) お尻のツイスト→足の動きに引っ張られるように。
   40フレームと41フレーム、手の全体をつくのは、41フレームで。40フレームではまだ、手の
   半分がついた状態。 そのときの足は、もっと背中側に曲げたほうが良いetc...

   次は制作について。(時間が無かったのであまり多くは語れなかった。)
   森江さんは原画・動画の考えを強く意識して、広めていこうと思っている。
   リグはMayaのフルボディIK FBIK  
   全身にキーを打つことが出来、森江さんのアニメーションのキーフレームは全部全身にキーを
   打ってある(原画・動画)
   そして、手や頭などの変形のモーションはブレンドシェイプを利用しているようです。

   
   今後、世界に負けない、日本独自のアニメーションをつくる!!!日本のアニメは世界一!!!
   とのことでしたー。

   最後に、その森江さんが連載しているアニメーションスタイルについてのblog
   http://blog.livedoor.jp/kohta0130/
  
   あと、コマ打ちについてまとめられているページを見つけたのでそれも(3コマ打ち)
   http://t0mo.org/iblog/C678236308/E1322418773/

0 件のコメント:

コメントを投稿